枠組壁工法
枠組壁工法とは、一般的に2×4(ツーバイフォー)工法と呼ばれているもので枠組材に構造用合板などでパネルを釘で留め、壁と床をつくり全体の構造とする工法である。枠組壁工法は、壁と床を一体化し剛性の高い壁式の構造を形成するため、建物にかかる重荷が壁全体に分散して伝えられる。そのため耐震性も十分確保しやすい。また構造が単純なため、比較的短期間で工事が済む。ただし、壁が構造体であるため間仕切りの変更がしにくいことを前提に設計したほうがよい。

設計のポイント
枠組壁工法を日本に導入するにあたり建築基準法上で構造基準が設けられている。建築基準では、構造壁に囲まれた最大の範囲が定められて(耐力壁と耐力壁の間の距離を12m以下とする)、開口部幅も4m以下とされている。パネルを留める釘は規定のものを使い、定められた間隔以下で打つことが重要である。



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